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【バンカライズム9期 引退ブログ】企画局”局長”小川真愛

  • 執筆者の写真: バンカライズム-万色主義-
    バンカライズム-万色主義-
  • 2025年11月27日
  • 読了時間: 8分

更新日:2025年11月30日

おはようございます、こんにちは、こんばんは!

10代目万色主義にて企画局長を務めさせていただきました、学館の赤い妖精こと小川真愛(おがわまお)です。


雑談やおしゃべりは得意なのですが、口頭だと順序付けて綺麗に話すことがどうも苦手なので、このような機会をいただけたこと大変光栄に思います。

私からは3つの章立てで万色主義についてお話しさせてくだい。



Ⅰ 企画局


まずは、局長として活動させていただいた誇り高き企画局の話を。

バンカラにおける企画局とは、ざっと分けて対外的な企画対内的な企画の2つが主なお仕事です。①は、単独公演「万色祭」、早稲田祭、新歓、入学式など各イベントに向けた企画を立案します。俊傑でクレバーな企画屋メンツのもと、今年はバラエティー風の宣伝動画を撮影したり、漣さんご協力でSP旗と呼ばれる新しい雑技が生まれたりしました(SP旗は早稲田祭でも使っていただき光栄な限りです)。万色祭統括/副統括も弊局に含まれます。②は、バンカラメンバーの親睦を深めるために打ち上げやレクリエーションを企画します。オールスポッチャでは昨年比6人に対し、今年はメンバーほとんどが明け方まで残っている勇姿っぷり。他にもBBQやステージごとに打ち上げを開催して、メンバーの新たな一面を知ることができました。



ただ遊んでいるだけじゃないか、何をそんなに語ってるの?とつっこまれそうですが、ここに私が企画局長になった所以があります。ダンスが苦手な子もバンカライフを楽しめるように、バンカラが心地良い場所になるように、ダンス外の面で盛り上げていきたいと思い立候補させていただきました。レクで築いた関係値が雰囲気の底上げに繋がっていたり、練習やパフォーマンスに反映されているのを見ると、非常にやりがいを感じます。


説明が長くなってしまいましたが、要するに企画局が全ての「はじまり」を担っているというわけです。それゆえに良くも悪くも自由度が高く、仕事・裁量・内容を全て自分たちで決められてしまうのが難しい部分でもあります。そんな特質の中で、10代目では前述したような種々の企画を打たせていただきました。毎回局員がどんな破天荒アイデア持ってくるんかと脳みそを覗くのが楽しみで仕方なかったし、百折不撓しながら完成した企画を評価してもらったり愛していただけたことが、10代目企画局の大産物です。


万色祭にて、SP旗に刻まれた「万色主義」の周りに野心を書いていただく企画を実施
万色祭にて、SP旗に刻まれた「万色主義」の周りに野心を書いていただく企画を実施

そんなこんなで天職を全うさせていただき、10代目が終わってから数週間経つのですが、ここで気付いたことがひとつ。


企画局って引退の概念存在しなくない…⁉


同期は練習局も制作局も広報局も渉外局もみんな引退してるのに、企画局ってレクを運営する以上日調(日程調整)とか予約とか、引き続きお仕事が降り注いできます。これだと一生引退できないじゃん!? でもね、そばにいたいと思える仲間が沢山できたのって素晴らしいこと。そういうわけで、これからもみんなが顔を合わせるための口実を作り出していきます。





Ⅱ 2代で挑み続ける意義


早稲田には何十ものパフォーマンスサークルがある中で、バンカラの特徴ってなんだろうなぁと、ふと考えることがありました。衣装やしきたりなど様々な視点で推論できる中で、核心だと感じるのが、バンカラが「44人」にこだわる理由。

近年は上代22人下代22人の計44人という少数精鋭で活動しております。他の団体さんの多くが3代で活動する中、バンカラは枕詞が「最初」か「最後」二択の2代でフル稼働中。代替わりの際に、実際のバンカラを知っている人が22人しかいないというのは、その小さい規模感でバンカラを伝承しなくちゃいけないという点で、正直リスキーな部分もあるでしょう。それでも22+22で44人を選ぶ理由。


それは、全員で隈講や隈ステに乗れる人数だから


この規模感ゆえに「全員で」をどの団体よりも追求することができ、単独公演や呼んでいただけるステージにて全員で同じ場所、同じ時間、同じ振りを共有して届けることが叶っています。全員揃った時の熱量、圧、眼差しが万色主義を万色主義たらしめている所以です。


そして、一人ひとりの責任が強くなり拘束力が働くからこそ、私は2年間踊り続けることができました。人数が多くて出演するステージやナンバーをもっと自由に選べるサークルだったら、私は間違いなく消えています。万色主義に入会した理由は「雑技団」というキャッチコピーに惹かれたから。専らダンスなんてやる気なかったし興味もありませんでした。中途半端な決意のまま飛び込んだバンカラでは、「疲れたことない」「水飲んだことない」(半ば冗談です)とこれまで身を置いたことのないようなストイックな環境で揉まれ、置いてかれまいとた我武者羅にくらいついていたら、気付けば壁を越え、気付けば走りきっていました。沢山腐ってひねくれてもがいて足掻きながら早稲田の最前線で戦っていた感覚はまだ残っています。



個人的な話になってしまいますが、ベース人間っぽく泥臭くアツく生きるのが嫌いで、だけどみなさまご存じの通りだいぶガヤガヤした性格なので、そういうアツめなイベントに巻き込まれることも多く「なんでここにこんな熱量かけるのかなーもっと他のところに労力回せるのになー」と他人事として捉えてきた自分は、バンカラに入ってみんながアツくなる瞬間を何度も間近で見てきて、こういうのも悪くないなって思えました。いつの間にか私の中でも熱い血がほとばしっていました。


環境は人を変えます。


最初は自分に合わないなと感じていた場所や人も、一緒に過ごす中で染まって交わって新しい自分を生成します。変わることは悪くない、恐れることでもない。合うか合わないか、できるかできないかじゃなくて、やりたいかやりたくないかでものさしを持つことが大事だなと2年間のバンカラ生活を通して学びました。まさしく、やらない後悔よりやって後悔です。自分はやって後悔しませんでした。まずはアクションを起こしてみることが肝です、迷うくらいなら飛び込んだ後に考えてください。大学生の若いうちならそれができると確信しています。




Ⅲ 感情の旅とその再起法


最後に、少し内部向けの話をして締めくくろうと思います。

一口に壁を越えたと記載しましたが、勿論そんな呆気ない道のりではありません。人は誰しも、自分がそこにいるための理由を無理やり探して、自らを正当化しようとします。時には、周りと比べて落ち込んだり、時には、周りと比べて驕り高ぶったり、自分を守るための言葉を並べて誰かを傷つけたり。プライドが邪魔して衝突することもあるでしょう。


自分の課題は、人に弱さを見せることでした。


誰かに相談してみようと思う前に、一人で悩んで抱えて不満をためてしんどくなって…と文字に起こせばたった数行でまとまりそうなことが、頭の中では自分を刺す刃として落ちてきて、小さい石ころひとつに引っかかり抜け出せない時期がありました。嫌悪や怒りの感情を表に出すことが苦手で、迷惑はかけまいと距離を取り一人で鎮めているうちに、見えない壁を作ってしまうこともありました。2年間週3回以上で練習があれば、ポジが悪いとか納得できないとかいじける理由は死ぬほど転がってきます。


当時の自分みたいな人はどうしてあげたら救えるのでしょうか。


今の私なら、「周りにもっと寄りかかりなさい」と助言します。信頼しろなんて言葉は、人を頼るのが苦手な私にとって重すぎて、まっすぐすぎて、眩しすぎて、そんな簡単にできません。それならば、「苦手なことを素直に受け入れ、誰かにすがってみても良いのではないか」と噛み砕いて考えることにしました。案外他者にとっては当たり前でたいしたことないのかもしれない。内なる思いを誰かに知ってもらうだけで、ちょっぴり頭が軽くなります。それでも周りを全力で頼り難い時は、自分の機嫌を自分で取れる術を探しにいくんです。どん底まで落としてから這い上がったり、他のことに没頭したり、人が褒めてくれない分まで自分を甘やかしたり、逃げるのも遠回りするのも無理をしすぎないのも一つの道であることを忘れないでください。


いずれにせよ、己の存在意義を探す過程で感情の波にのまれる場面はきっと出てくるでしょう。それでも、負の矢印を自分や他者に向けすぎず対処していけば、いつかまた走り出せます。これが長くて短い2年間のバンカライフを駆け抜ける極意です。



当記事を執筆している現在、引退してから10日が経とうとしています。ひょんなことからバンカラとしての生を享け早2年、言うなれば2年ぶりに社会復帰したようなものです。急にカツカツの練習スケジュールから解放され、正規練の時間もなくなり、自由にしていいよ、羽ばたけ!と檻から出されても、外部との接続が2年前で止まったままなので正直どこから手を付ければ良いかわかりません。急に投げやりで世に送還するなよ!!と難癖をつけたくなりますが、これが引退というものなのでしょうか。とりあえず、早稲田祭で次世代を担う若き芽たちに良い引導を渡せたので、ここからの余生はバンカラのOGとしていつまでも万色主義を、早稲田を、見守り続けます。みんながんばれーーー!


10代目万色主義 企画局長 小川真愛

 
 
 

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